首肩のこりと耳鳴りの関係とは?
こんにちは、治療院 RESETの院長伊藤です。
今回は首肩の筋肉と耳鳴りの関係を説明します。
姿勢による筋肉の緊張や交通事故によるムチウチなどから発生します。
特に姿勢からの耳鳴りは増加傾向で、悩まされている方も多いのではないでしょうか。
【胸鎖乳突筋】
耳の後ろから鎖骨の内側に付いている筋肉です。
役割は「首の前で頭を支える」「首を動かす」という2つがあります。
胸鎖乳突筋を痛めると、関連痛として眼精疲労や耳鳴り、めまい、頭痛などの症状が発生します。
今回の対象である耳鳴りはその1つの症状です。
関連痛は緊張が続いた筋肉(侵害受容器)で神経が過敏化することで、同じところを通るその他の場所にもその信号が誤送信されて発生します。
(引用:トリガーポイントと筋筋膜療法マニュアル)
【症状が発生する原因】
胸鎖乳突筋の2つの働きは常に使ってしまうため、下記の原因などが引き金になり多様な症状が発生します。
- 頭が前に出てしまうような猫背の姿勢で、後方にある僧帽筋の働きが機能せず、前方の胸鎖乳突筋にずっと緊張が加わる。
- 交通事故や転倒によるムチウチで筋肉を痛める。
- 食いしばりや噛みしめ、歯ぎしりによる筋緊張の持続。
【院長からのメッセージ】
首肩のこりと耳鳴りの関係を簡単にではありますが、ご説明致しました。
3つの原因は耳鳴り以外にも、症状が発生していることが多いです。
そのため何処からどの順番で治療するかも大切になりますが、『患者様ご自身が日頃どのような生活習慣をされているか』は回復速度に大きく関与します。
最初は『自分自身の姿勢や当院で指摘された癖を認識』するだけに留めてましょう。
無理に姿勢を気を付けることは危険です。
更に首こりや肩こり、腰痛を悪化させる可能性が高い為です。
日々筋トレやストレッチで動かす習慣が無いまま急に気を付けると、正しく体を使えないことで、無意識に悪化させてしまうことがあります。
悪化や負の連鎖を止めて、良い流れを作ることを当院の初回治療では重視しております。
秋葉原や岩本町、東神田にお勤めの方、在住の方はどうぞお気軽にご相談ください。
下記の手段でご予約可能です。
電話03-5829-8791
治療院 RESET
伊藤力
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