眼精疲労は大きく分けて4種類!あなたに当てはまる症状は?
こんにちは。治療院RESETの院長伊藤です。
今回は眼精疲労についてご説明します。
時代が進歩するほどに機械化は進んで、公私共に目を使うことは増えました。
ご職業でパソコンを多く見る必要がある方は、眼精疲労に悩まされているということで整体を受けに来院されます。
眼精疲労の種類だけでも大きく分けて4種類あり、首・肩のコリや下肢の疲れも関係するとなかなか疲労が抜けないという状態になります。
現状を正しく把握することは整体をする上でも非常に重要です。
まず、眼精疲労の解消する1歩目として、ご自身がどのような目かを知ることからはじめてみましょう。
【眼精疲労の種類】
・調整性疲労
例:遠視、乱視、老眼など。
目で物を視る際には、ピント合わせを行っており、その役割は瞳の中にある水晶体を支える毛様体筋が担っています。
長時間の目を使う作業(読書、事務作業、パソコン、スマホなど)は、持続的に毛様体筋を疲労させてしまいます。
目が良くても疲れるというのは、この筋肉の疲労も原因となっている可能性があります。
・筋性疲労
例:斜視など。
眼球の白眼部分の奥には、外眼筋という筋肉があります。
この筋肉は1個の眼球に6本付いて、目がキョロキョロ動くのはこの筋肉の働きです。
斜視というのは眼球の動きにズレが発生して、いつも外眼筋を余計に力を入れるため、目を真っ直ぐに向けることが疲労を発生させます。
・不等像性疲労
左右の視力の差が大きい場合に起こる眼精疲労です。
左右の目から入ってくる画像が異なるために、脳がその処理をすることに疲れてしまいます。
頭痛や目の奥の痛みにも繋がることから、視力矯正はこまめに行いましょう。
これは近視や遠視、白内障などの目の病気でも発生します。
・症候性疲労
眼科的病気として結膜炎、角膜炎、緑内障、白内障、ドライアイなど
全身的病気では高血圧、低血圧、更年期障害など
歯科的病気や整形外科的病気など
目だけでなく、他の部分からも眼精疲労は発生します。
(参考資料:みやた眼科HP https://www.miyata-ganka.com/asthenopic)
【院長からのメッセージ】
眼精疲労は目に乱視や遠視、視力差などがある時に発生しますが、デスクワークを続けていることによる歩行量の低下も原因になると独自に考えております。
歩く量や全身運動が減少すると、耳や体の平衡感覚機能が低下します。
そうすることで、座っている状態での姿勢制御が上手くできません。
せっかく視力矯正やメガネ、コンタクトレンズをしてもバランス維持ができないために、目が疲れる距離感を無意識に作ってしまいます。
対処法として目には基本温めることが、筋肉の血行を良くして疲労を取り除く効果があります。
しかし、目が充血しているような時は冷やすようにしましょう。
目を温めても気持ち良くない場合は、後頭部を冷やすことも、目の神経がある関係で神経の興奮を落ち着かせる効果があります。
引かない目の疲労や視力矯正をしても良くならない疲れは、首肩の疲れ、下肢のむくみと合わせて整体をすると全身の血行も良くなって楽になります。
当院の整体は、痛みを非常に抑えた独自の方法ですので、整体がはじめての人でもお気軽にお試し頂けたらと思います。
治療院RESET
伊藤
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