ストレスに対抗するリラックス反応。リラックスが難しい状態とは?
こんにちは。治療院RESETの院長伊藤です。
本日はストレスに対抗するリラックス反応について説明します。
ストレス反応を受けた場合、新たな抵抗力を発生させるメカニズムとして、リラックス反応が人間には存在しています。
心理面、行動面、身体面に発生するストレス反応を発生させない仕組みを本日は説明をさせて頂きます。
こちらを読まれた方がストレスから元気になるキッカケになればと思います。
【リラックス反応】
ストレッサーに対する戦闘態勢の継続によりストレス反応が生じるが、心身には非戦闘のときに、疲労を回復させるために休息をし、新たな抵抗力を発生させるメカニズム。
※非戦闘時とは、ストレス要因をしていない時のことです。
安全・安心できる環境や刺激により、脅威でないと判断したときに起きる休息のための自然な反応です。
【リラックスしている状態とは?】
・心身が落ち着いていて、安定した状態。
・精神は、集中していて緊張がない。
・副交感神経系の活動が優位な状態。
・疲労回復し、抵抗力が充電される。
上記の反応は、自律神経系の副交感神経が影響しています。
昼間、活動しているときは、交感神経系の活動が優位であり、夜に睡眠している間は、副交感神経系の活動が優位になっています。
副交感神経は、
・心臓や肺を休ませるために、鼓動も呼吸もゆっくりとした速さになる。
・消化器系の活動は活発になり、あらたなエネルギーを吸収するために食欲が増進する。
・排尿や生殖器の活動も元に戻る。
・睡眠時に心身の疲労を回復させる。
【リラックス反応がし難い状態とは?】
一日のサイクルの中で活動と休息のバランスが取れているときが健康な状態です。
最近は仕事から家に帰ると、自らに安心・安全な環境や刺激だったコロナ前と違い、在宅ワークが進むことでいつでも仕事場になった方も増えました。
スマホやSNSの影響で仕事の電話、連絡がいつでも入ってきます。
景気悪化や仕事負荷増大、仕事環境が変わったなどでストレスが増大することが、常に頭から否定的な思考が離れないという状況ができてしまいます。
出勤されている方も、「家に帰っても明日からの仕事が常に頭から離れない」ことがないでしょうか?
肝心の睡眠時にも交感神経が働いてしまって、副交感神経によるリラックスした心身の回が発生しなくなります。
(参考資料:文部科学省:https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/002/003/010/003.htm)
【院長からのメッセージ】
ストレス反応とリラックス反応は、お互い相容れない関係です。
一度リラックスできれば、ストレス要因にも冷静さを保つことができて、心理面、行動面、身体面にも影響がでなくなります。
逆に強いストレス反応時は、そのストレス反応を上回るリラックス効果を獲得すると、心身の悪影響が止まります。
医学的な問題がないのに睡眠でも疲労、痛みやコリ、体調不良が続くという方は、この2つの反応で活動と休息のバランスが崩れている反応です。
慢性的な方ほど楽だった自らの状態をイメージできなくなっていないでしょうか?
当院は無痛な独自の整体「R.I.療法」は治療刺激でストレスを一切与えません。
そのため負のスパイラルを断ち切り、心身がリラックスした状態を安全にご体験できます。
平日の朝~夕方が予約を確保しやすい時間帯で、お困りの方は是非ご連絡くださいませ。
治療院RESET
伊藤
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