ストレスが蓄積した時の3段階反応!どの段階なら治療が間に合うのか
こんにちは。治療院RESETの院長伊藤です。
本日はストレスに対する3段階の反応を説明します。
前回に心と体の関係を説明させて頂きましたが、ストレスで発生する反応を詳しく3段階に分かれていることを、文部科学省からの情報を整理しながら解説いたします。
コロナ禍が開始されて新しい時代が始まりました。
新しい時代に伴うストレスの増大から、自己分析の1つとしてお役に立てればと思います。
【ストレス反応3段階】
警告反応期
ストレス要因(ストレッサー)が加えられた直後に発生する時期。
最初に抵抗力が低下するショック相を経て、抵抗力が高まる抗ショック相へと移行する。
ショック相:
身体的活動が低下し、抵抗力は正常値より大きく低下する。
身体的活動・抵抗力の低下状態に対し、生体は防御のために「闘うか逃げるか」の戦闘態勢を整え、に移行する。
抗ショック相:
アドレナリンが分泌され、交感神経系の活動が活発になり、覚醒、活動水準が高くなる。時に過覚醒や過活動になることもある。
抵抗期
警告反応期から続いて、副腎皮質ホルモンなどが分泌され、身体の抵抗力が高まる時期。
ストレッサーに対し活動性を高めてバランスを保っている状態。
この抵抗期は、心身の活動が活発になるため、休息とのバランスが崩れやすくなる。
身体の防御機能にも限界があり、適応力が枯渇し、再び抵抗力が正常値以下に低下する疲弊期に移行する。
この抵抗期は約1週間から10日ぐらいといわれているが、様々な心理的・生活環境的ストレス要因の影響を受けて変化する。
疲弊期
長期間継続するストレス要因に心身が対抗できなくなり、抵抗力が衰え、ストレス反応が発生。
その状態が更に続くと、ストレス障害と呼ばれる様々な障害や疾病へと進行。
【ストレス反応】
汎適応症候群とも言われる、ストレス要因を受けた事による生体の自然な適応反応。
・心理面の反応:
感情の浮き沈み、緊張、無気力感などの感情。
集中力低下、思考力低下、判断・決断力低下などの障害。
・行動面の反応
食欲の上下、ストレス場面からの回避行動など
・身体面の反応
動悸、異常な発熱、頭痛、腹痛、疲労感、食欲の減退、嘔吐、下痢、のぼせ、めまい、しびれ、睡眠障害など
(参考資料:https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/002/003/010/003.htm)
【院長からのメッセージ】
疲弊期の最初に発生する、ストレス反応の段階で治療が行えると早く改善が見込め、障害や疾患まで辛い状態になった場合でも、当院ではR.I.療法や鍼を活用して計画的に回復まで導きます。
当院では、日々を笑顔で過ごせる状態を取り戻すサポートができるよう日々取り組んでおります。
特に疲れ切ってしまった方の治療は、整体の刺激を抑えて、施術中はリラックスしながら受けていただけることが大切です。
当院の整体や鍼は全て痛みが少ない方法を選択しておりますので、ぜひ1度お越しください。
いつでもお待ちしております。
治療院RESET
伊藤
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