コロナの後遺症にも関係か!?慢性疲労症候群(CFS)の段階と検査方法
こんにちは、治療院RESETの院長伊藤です。
今回は前回に続いて慢性疲労症候群(CFS)を説明をいたします。
前回は症状や診断基準を説明しましたが、単なる疲労と勘違いしやすい症状が多いことがわかって頂けたらと幸いです。
重症化が進んでも、他の人から理解されにくいことで孤独になる傾向があります。
うつ病とは全く異なる疾患ですから、確定診断を得ることができれば周囲からの認識も大きく変わります。
しかし、検査は高価なため、よく調べた上で受診してください。
検査を受けることができれば、その結果がどちらでも精神的にも安心して治療が可能のため全く無駄になりません。
【慢性疲労症候群(CFS)の検査方法とは?】
・唾液コルチゾール検査
・遅延型フードアレルギー検査
・毛髪重金属検査
・有機酸尿測定
などがあります。
CFSは保険が使用できず全て自費負担となり、費用は20,000円~45,000円とかなり高くなってしまいます。
【医療機関の治療法とは?】
・抗酸化療法(ビタミンC大量、CoQ10 など)
・免疫賦活療法(漢方薬など)
・ 向精神薬(SSRI、抗うつ薬、抗不安薬など)
・精神療法(認知行動療法)
【重症度の段階とは?】
日常生活や労働等のパフォーマンスステータスによる評価 日常生活や労働等のパフォーマンスステータス(PS値)を問う質問票により、 患者が自分で身のまわりのことをどこまでこなせるかを評価することができます。
慢性疲労症候群の重症度の指標として利用されています。
参考文献:慢性疲労症候群患者の日常生活困難度調査事業
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000104377.pdf
PS値が0~5(軽症)、6~7(中等度)、8~9(重症)の3群に分けられています。
0: 倦怠感がなく平常の生活ができ、制限を受けることなく行動できる。
1: 通常の社会生活ができ、労働も可能であるが、倦怠感を感ずるときがしばしばある。
2: 通常の社会生活ができ、労働も可能であるが、全身倦怠の為、しばしば休息が必要である。
3: 全身倦怠の為、月に数日は社会生活や労働ができず、自宅にて休息が必要である。
4: 全身倦怠の為、週に数日は社会生活や労働ができず、自宅にて休息が必要である。
5: 通常の社会生活や労働は困難である。軽作業は可能であるが、週のうち数日は自宅にて休息が必要である。
上記のように軽症とされている段階でも、かなりの辛い疲労、倦怠感、肩こりや腰痛なども併発して発生します。
6~9は想像でお分かりになるかと思いますが、私生活に補助や介助が必要になります。
【院長からのメッセージ】
この慢性疲労症候群(CFS)は患者様の約30%が重症化して、日常に支障が発生している疾患です。
治療院RESETは秋葉原、神田、岩本町、小伝馬町からも全て600m以内で来院可能で、難しい症状を対象に完全な独自整体を行なっている日本でも少ない治療院です。
うつ病、自律神経失調症、慢性疲労症候群など治療での軽減が難しい疾患や症状を良くするために、日々独自の整体を磨いております。
2回に渡って慢性疲労症候群(CFS)を説明しましたが、通院されて無事コントロールできるようになった方、メンテナンスで通院で日常生活ができるようになった方がおります。
悪化して4段階以上になってしまう前に、まずは1回当院にお越しください。
いつでもお待ちしております。ありがとうございました。
治療院RESET
伊藤
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