不定愁訴と心気症の違いは?心当たりがある方は早めの受診をお勧めします
こんにちは、治療院RESETの院長伊藤です。
今回は不定愁訴と心気症についてご説明していきます。
これまでのブログにも「不定愁訴」は2回ほど書いていましたが、一度不定愁訴と心気症をご説明することで該当すると感じた方は悪化してしまう前に、早めの治療を受けて頂ければと思いますので、ぜひご参考にされてみてください
不定愁訴とは?
『明らかな身体的原因が認められないにも関わらず、頭痛や筋肉痛、腰背部痛、疲労感、腹痛、悪心、食欲不振など多彩な症状を訴え続ける状態。』
要するに体のあちこちに症状が出るのですが、検査上異常が認められにくい、つかみどころのない状態のことです。
この不定愁訴は医療者本位の言葉です。患者さんとしては切実な症状も、医療者に“数多い”“分かりづらい”と思われると不定愁訴と判断されます。検査に頼りがちで多忙とされる昨今の医療現場では、ある程度の検査で異常がなければ早い段階から不定愁訴とされてしまう傾向があります。
(引用:ゲート内科・心療内科https://gateclinic.jp/g_info_futei.html)
心気症とは?
『身体疾患の中で,その発症や経過に心理的・社会的因子が密接に関与するもの』
名称に心と書いてありますが、心気症は心の疾患ではなく、体の疾患になります。
そのために神経症やうつ病など精神障害に伴う身体症状は該当しません。例としては、過敏性腸症候群、消化性潰瘍(胃・十二指腸潰瘍)、頭痛(緊張型頭痛・片頭痛)、腰痛症、頸肩腕症候群、気管支喘息、本態性高血圧、糖尿病、月経異常、更年期障害
などが心気症として認められることがあります。
女性は20代から30代が、男性は30代から40代が最も多くなっており、それぞれ職場や家庭内におけるストレスが多くなる時期と重なっている可能性があります。
(引用:ながうしクリニックhttp://www.n-ushicli.com/mentalsupport/otherpsychosomatic-diseases.html)
不定愁訴と心気症の違い
この2つはよく混合されやすいですが、全く異なるものです。
不定愁訴:原因が不明だが器官に検査で異常がない、証明する身体疾患がない。
心気症:身体疾患が認められており、検査でも異常が確認できる。
院長からのメッセージ
当院では、不定愁訴や心気症でもストレスや疲労、自律神経の乱れ、血行不良などを1人1人に合わせてカウンセリングと触診を行い、独自の整体で対応できる症状がございます。
特に首や肩、背中、腰など肉体的な症状で、原因不明で長く続くことでうつ病かもしれないと悩んでいる人にも、1回のR.I.療法という独自の整体で効果を感じて頂けます。
・長期間の腹部の症状
・慢性的に強い痛みが関節・筋肉に出ている
という人は身体の回復力、耐久力もかなり弱っています。
このような患者様はどこの施術を受ける際にも、ソフトな手技を希望するようにして頂きたいです。
不定愁訴は身体疾患ではなく、原因がないのに発生している状態だからこそ、安易に「強いマッサージ・バキボキ整体(特に首の回旋手技)・強く引っ張るストレッチ」は本当に身体を痛める危険性が高まります。
治療でも負荷が加わることは他のブログに書かせて頂いた内容をご参照ください。
当院ブログ:他人事ではない?強いマッサージ・整体の事故について
当院は秋葉原駅と神田駅から600m、小伝馬町駅から500m、最寄り駅の岩本町駅は200mと複数の駅から通いやすい立地です。
暑い日も続いていますので、岩本町駅はすぐ近くのため楽に来院可能かと思います。
思い悩んでいる方にお電話でご相談も受け付けております。
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治療院RESET
伊藤
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